前回の記事では、手相の知能線(頭脳線と呼ぶことも)の出発点パターンによる、その人の性格傾向についてお知らせしましたが、今回は知能線の終点パターンによる、その人の才能・適性の傾向についてお知らせします。
知能線の終点でみる、その人の才能・適性傾向
下記イラスト👇で、「知能線」の終点がどこに向かっているのかを、①~③のパターンに分けました。
①終点が第二火星丘(小指側、感情腺下)方面に伸びる知能線
手の丘の第二火星丘は、小指側の感情線の下にあり、自制心や忍耐力など「内面的な闘争心」(克己心)を表す場所です。
知能線の終点が、その第二火星丘方面に伸びる場合は、冷静沈着でリアリスト、文系か理系かで言うと「理系発想」と言われます。
このパターンの方は、「論理的発想を必要とする環境・仕事に順応する」傾向があります。
②終点が月丘(小指側、手首寄り)の上部方面に伸びる知能線
手の丘の月丘は、小指側の第二火星丘の下、手首寄りにあり、その上部は他郷・他人との縁といった「他人と向きあう能力」を表す場所です。
知能線の終点が、その月丘の上部方面に伸びる場合は、バランス感覚が良く柔軟性あり。標準的思考活動ができる、いわゆる平均的な人々です。
このパターンの方は、「幅広い環境・仕事に順応できる」傾向があります。
③終点が月丘の下部方面に伸びる知能線
手の丘の月丘の下部は感性、空想、創造といった「芸術方面の能力」を表す場所です。
知能線の終点が、その月丘の下部方面に伸びる場合は、豊かな感受性をもったロマンチスト。文系か理系かで言うと「文系発想」。
優しさや思いやりがある一方、気分屋という面も。また現実離れした理想を追い求める場合も。
このパターンの方は、「感性・感覚を生かすクリエイティブな発想や、優しさや思いやりを必要とする環境・仕事に順応する」また、「人と関わったり、伝える環境・仕事も良い」という傾向。
④終点が2本、3本に分かれる知能線
終点が2本、3本と分かれている知能線の場合、文系・理系両方に才能があるマルチ型。才能に幅があって能力的に恵まれる傾向があると言える一方、新しい物好きで飽きっぽいので器用貧乏にならないよう注意した方が良い場合も。
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どのパターンが優れているというより、適職に就いているか
今回は知能線の終点パターンによる才能・適性傾向についてお知らせしましたが、知能線の出発点と共に、どのパターンが優れているという訳でもなく、その人の性格や才能、適性に合った環境・仕事(適職)に着いているかが重要で、その人の幸福感にもつながってくると思います。
適性・適職については、科学的な分析に基づくことが第一なんでしょうが…
それでも今「何か違う」と思う場合は、手相を調べてみるのも一考かも…です