手相の「知能線」(頭脳線と呼ぶことも)は、その人の性格・才能・適性という、言わば人の「本質」を表す重要な線です。
知能線は人差し指の付け根と生命線の間から出発し、その出発点で性格(個性)を、終点で才能・適性を見ます。
今回の記事では、知能線の出発点のパターンによる、その人の性格傾向についてお知らせします。
知能線の出発点でみる、その人の性格(個性)
下記👇は手相の4大線である「生命線」「知能線」「感情腺」「運命線」を表しているイラストです。
イラストでは「生命線」と「知能線」の出発点が接していますが、実際の人の手相は、知能線がどこから出発しているかは幾つかのパターンに分かれていて、そのパターンによる性格傾向があります。
①出発点が生命線と離れている(生命線の上にある)知能線
出発点が生命線と離れていて、その上方にある運命線をもつ人は、理詰めというよりひらめきで動く自由人で、生命線から離れるほど自由度が強くなる傾向があります。
従来は日本人には少なく欧米人に多いと言われてきましたが、鑑定していく中で、日本でも最近の若い人は生命線と離れた知能線をもつ人も増えてきたと、先生が言っていました。
出発点が生命線より上にある知能線をもつ人は、自分の考えを持っていて思い切りがよい反面、人の意見を聞かず、場合によっては考える前に行動して後悔するような傾向もあります。
この出発点を持つ人は、「自分の個性を生かせる環境、自分で采配ができる環境が最適」と言えます。
②出発点が生命線と接している知能線
上のイラストでも生命線と知能線の出発点は接していますが、このパターンはバランス感覚があり常識的で、考えながら行動することが出来る傾向があります。
上のイラストでも表している位「有りがちで普通の」パターンですが、「平凡でつまらない」と思わず「幅広い環境に順応出来る」相が出ていると思ってください。
③生命線の途中から出発している(生命線との接触面が長い)知能線
このパターンは「石橋を叩いて渡る」慎重派で、よく考えてから行動できる反面、即断できずにチャンスを逃して後悔するような傾向あり。「堅実で慎重に物事を判断して進める地道な環境が最適」となります。ちなみに私はこの相です。
その他…手のひらの中央から出発、生命線の内側から出発している知能線
数は少ないはずですが、「手のひらの中央(火星平原と言います)から出発している知能線」もあります。このパターンは、①(生命線と離れている出発点)にプラスして発想の豊かさがある傾向。
ユニークな発想・感性が生かせる芸能人や文学者などによく見られる相とのことです。この相があれば「芸能界で成功できる」という訳では必ずしもないと思います(逆も真なりとは言えないパターン)が、チャレンジする価値はあるかも?
そしてこれも数は少ないはずですが、「生命線の内側から出発している知能線」は、支援者のバックアップにより開運する後継者・二世タイプ。いわゆる「銀のスプーンをくわえて生まれた」人たちでしょうか。うらやましいです。
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次回は知能線の終点パターンによる傾向について
今回は知能線の出発点パターンによる性格傾向についてお知らせしましたが、知能線についてはその出発点だけでなく、終点も大事な要素です。
次回は知能線の終点パターンによる傾向について、お知らせできればと思います