ナマケモノろーぐ

家事とブラジャーが苦手な50代セミリタイアラー(♀)の日々の雑感

7月13日未明、夫が腹部激痛で緊急搬送。原因はアニサキスでした。現在は快方に向かっています。

本日7月13日午前4時頃、夫が腹部激痛で緊急搬送されました。病院で診て頂いた結果、原因はアニサキスでした。現在は快方に向かっており、安堵感の中、夫の許可を得てこのブログを書いています。

 

尋常ではない痛みと吐き気で身悶えした夫

午前4時前後、夫は尋常ではない腹部の痛みと吐き気で身悶えししながら、私を起こして救急車を呼ぶよう頼みました。

私からみて、夫は我慢強い性格だと思います。以前もかなり激しい腹痛を起こした事がありましたが、その時は「救急車呼ぼうか?!」と尋ねた私を制しました。

その夫が身悶えしながら「救急車を呼んでくれ」と言うので、起きたばかりの私も一気に不安と緊張で気持ちを張り詰めながら救急車を要請。比較的近所にある病院に受け入れをして頂きました。

救急隊員の方の呼びかけにも応じており、救急車の中でも病院でも、前夜に食べたものやアレルギー症状の有無などについて苦しみながらもしっかりと答えていました。

夫の意識レベルははっきりしていたので「絶対に大丈夫」と自分に言い聞かせながらも、急変があるかもしれないという言い知れぬ不安の中にいました。

そんな中ふと「これはもうブログをやっている場合ではない」という考えが浮かびました。

快方に向かっている今だからいいですが、そういう考えが浮かぶ時点で人としてどうなんだ!という自戒の気持ちが、ホッとしながらもあります。

胃薬を点滴され症状が緩和、緊急性は高くないうことで一旦自宅へ

救急で胃カメラ等をやることが難しかったのもあるのかもしれないですが、胃薬(?)を点滴されしばらくして激痛が緩和したようで、「おそらく胃炎ではないかと思う。採血検査等からも緊急性は高くないと判断したので一旦自宅に帰ってください。ただし胃カメラ等の検査はしたほうが良いと思うので朝早めの時間に一般外来に来てください」と言われました。

夫も立って歩けるまでに回復したので、6時前後に一旦帰宅。一眠りして9時頃再び同じ病院の一般外来へ。

夫は、もう一人で大丈夫と言っていましたが、不安がぬぐえない私は夫に付き添うことにし、会社は休ませてもらいました。

胃カメラで内視鏡的生虫除去、快方に向かう

一般外来で、問診、CT、胃カメラ等を行ったところ、胃カメラでアニサキスを発見できその場で除去して頂きました。

担当医師の方が除去したアニサキス(スポイト?の中に確保)を見せてくださいましたが、「結構大きいんだな」という感想をもちました。そうです、目視できる大きさなのです。

他の病気の可能性についても検査して頂き、胃の中が荒れ気味ではあるものの他の病気は見つかりませんでした。このところの猛暑の中でのハードな仕事がたたったのか、体力・免疫力も落ちていたようです。

実は前夜に居酒屋さんで「シメサバ」を食べていた夫、救急車や病院でもそのことを答えていました。

シメサバという時点でアニサキスが疑われたのか、または検査で他の重篤な病気が発見されなかった安堵感からか、担当医師の方も「居ましたよ~アニサキス」となんだか笑顔でスポイト?を見せてくださいました。

今は「不幸中の幸い」というより、アニサキスという原因が除去され他の病気の可能性も潰して頂き、もっとポジティブに「禍転じて福となす」位な気持ちです。まだまだ「油断大敵」かもしれないですが。

危機管理能力が高い気がする夫、対して危機管理能力の衰えた自分

実は私自身も過去2回救急搬送された経験があります。1度目は脳梗塞による半身不随状態で、2度目はてんかん症状で意識がない状態で搬送されました。

2回目はともかく1回目は「こうなる前にもっと早く病院に行っていれば重症化しなかったかもしれない」という反省があります。

父親は胃癌でなくなっていますが、病院で「普通ここまで進行したら、かなりはっきりとした自覚症状があるはず」と言われるほど進行していました。

弟は急性虫垂炎(盲腸)が酷くなって自宅でのた打ち回っていた所を、たまたま来ていた従兄弟に発見され、救急車ではなく従兄弟の車で近くの病院へ。

「もうすこしで破裂する」ところだったのか「破裂して腹膜炎になった」のか、記憶も薄れてはしまいましたが、本当に従兄弟に感謝です。

自分の家系といったら大袈裟ですが、私自身や父・弟は、我慢強いとかいうことではなく、なんだか「これはやばい」という危機管理能力というか直観がかなり鈍っているのでは?と感じるところがあります(特に私自身の病気の重症化に関して)。

対して夫は、前述通り我慢強い性格だとは思うのですが、今回身悶えながら「この痛みは絶対にただの腹痛ではない」と直感して救急車を呼ばなければと思ったそうです(夫は医療関係従事者ではなく、どちらかといえばガテン系)。

自分の病気の話については、お読みいただいている皆様にも自分の異変に早目に気付いてほしいので、いつかまた記事にできたらと思います。