先日、2回目の新型コロナワクチン接種を終えました。今回の記事は、ワクチン接種での副反応の実体験と、ファイザー製とモデルナ製の副反応の違いについて、等です。
新型コロナワクチン接種と副反応についての実体験
私は7月22日㈭に1回目、8月12日㈭に2回目の新型コロナワクチン接種をしました。ワクチンはファイザー製です。
注射自体は1回目・2回目共に「ちょっと痛い」程度で、問題ありませんでした。注射は二の腕の、肩に近い上部に打ってもらいます。
万が一のアナフィラキシーや血管迷走神経反射に対応するため、ワクチン接種後15分間程度は会場内で待ちますが、そのような症状が出ている人は、私が待っていた間はいませんでした。
また念のためワクチン接種日とその翌日は安静にしていましたが、重い副反応は、1回目・2回目共にありませんでした。但し、接種部位の鈍い痛みは感じました。
ファイザー製ワクチン接種による副反応の可能性
ワクチン接種会場で貰った「コミナティⓇ(ファイザー社)を接種した方へ 新型コロナウイルスワクチンを受けた後の注意点」というリーフレットでは、
50%以上…接種部位の痛み、疲労、頭痛
10-50%…筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ
1-10%…吐き気、嘔吐
という症状が、接種後、数日以内に現れる可能性があります。私はその中で最も軽い副反応で済みました。
ファイザーvsモデルナ、副反応比較
最近、ファイザー製とモデルナ製のワクチンの副反応の差についての客観的なデータが発表されました(順天堂大学などの調査)。
それによるとワクチン2回接種後の副反応は
発熱(37.5度以上)…ファイザー製:38.1%、モデルナ製:78.0%、インフルエンザ:3.1%
接種部位の痛み…ファイザー製:89.5%、モデルナ製:89.7%、インフルエンザ:43.8%
倦怠感…ファイザー製:68.9%、モデルナ製:86.1%、インフルエンザ:19.0%
ということで、「接種部位の痛み」はファイザー・モデルナで差はありませんが、「37.5度以上の発熱」については、モデルナ製ではファイザー製の2倍以上となっています。
しかし「自分や周りの人を感染から守るためにも、現在のところ接種を大いにためらうような副反応の報告はないので、ワクチン接種を前向きに検討してほしい」(愛知県がんセンター病院 伊藤直哉医師)とのことでした。
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接種後の発熱にはカロナールが効果的らしい
夫がワクチン接種を終えた人から「接種後の副反応で発熱した場合、カコナールが効く」という話を聞いてきました。でも「カコナールって、解熱剤というより鼻かぜ用なのでは??」と思いネットで検索したら、発熱などの副反応は、やはりカコナールではなく「解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン・商品名:カロナール)の服用により軽減する可能性が高い」とのこと。
ということで、念のため「カロナール」を薬局で買いましたが、幸い服用せずに済んでいます。発熱したら薬局には入れないので「カロナール」はワクチン接種前に買っておくべきですが、「接種前の予防的な解熱鎮痛剤の使用は、ワクチンの効果が弱くなる可能性があるので推奨できません。」とのことですので、その点もご注意ください。
カコナールとカロナール、間違える人は少ないかもしれないですが、念のためシェアさせていただきます