週に2時間半以上の継続的な運動で、新型コロナ重症化リスクが大幅に減る、とイギリス医学誌が2021年4月に発表したそうです。
今回の記事は、この嬉しいような♬厳しいような💦ニュースについて、です。
継続的な運動で新型コロナ重症化リスクが大幅減
通っているスポーツジム、カーブスには最近「「週に2時間半の運動」で重症化リスクが大幅減!」という掲示物が貼ってあります。
その掲示物によると、
新型コロナに感染した約5万人を対象に、「運動不足の人」「何らかの運動をした人」「継続的な運動をした人」の3つに分けて調べたところ、「継続的な運動をした人」の死亡率、入院率は、他に比べて低かったそうです。
運動で免疫力が上がるほか、心肺機能や精神状態の改善につながるとしています。
具体的には、新型コロナ感染者約5万人のうち
「運動不足」層の入院率10.5%、死亡率2.4%
「何らかの運動」層の入院率8.9%、死亡率1.5%
「継続的な運動」層の入院率3.2%、死亡率0.4%
で、「運動不足」層の死亡率(2.4%)は「継続的な運動」層(0.4%)に比べて6倍も高い!と、なかなか衝撃的な内容でした。
そして「継続的な運動」とは、「週2時間半以上の運動」を指すとのこと。
調べてみたところ、カーブスの掲示物は、イギリスの医学誌「British Journal of Sports Medicine」にオンライン掲載された記事が元ネタでした。
継続的=週2時間半、の運動は結構キツイ?
カーブスのサーキット運動は1回当り約24分。
運動後のストレッチを入れてざっくり30分として、週5回カーブスに行ってやっと「週2時間半の運動=継続的な運動」になります。
(私が通っているカーブスでは現在、ソーシャルディスタンスを保つ理由でマシン間の距離を取るため、ジム内にストレッチをする空間がなく、ストレッチは自宅などで各自やってください、とのこと💦)
「継続的な運動は新型コロナ対策に効果的」というのは、スポーツジムに行っている者としてはうれしい発表です。が、週5回カーブスで運動というのは、結構ハードルが高くて厳しい気がします。
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家事や徒歩も運動とみなすと、ハードルは下がる
カーブスのスタッフの方にも、「週5回カーブスで運動しないと継続的な運動にならないのは、結構キツイです」と言ったら、「カーブス以外にも、歩いたり家事をしたりという運動もあるから、週5回でなくても大丈夫ですよ!」と励まされました。
確かに家とカーブスとの往復で約35分歩きますし、それ以外でも結構歩きます。また、家事は負荷の高い運動になるモノが多いです。
ちなみに運動と新型コロナ重症化リスクの関連性を発表した医学誌によると、「継続的な運動」とは運動強度も中強程度ということなので、歩きも家事も気合を入れないと、あまり効果はなさそうです。
ということで…
継続的な運動は、ダイエット目的以外に、新型コロナ対策としても続けたほうがいいですね♪