一時は、リタイア後は投資による不労所得でなんとかならないかと甘い目論見をしていましたが、金融資産の内の多くを占める株式投資において、8ケタに近い7ケタ円のマイナス状態が、日経株式平均が2万円を超えて久しい現在まで、10年以上ずーっと続いているに至り、「自分は投資に向かない」とあきらめる事にしました(遅すぎ)。
今回はそんな自分の反省を踏まえて、「投資に向かないのはどんな人?」かをお伝えしたいと思います。
こんな人は投資に向かない
その1
- 射幸心が強く、一攫千金を狙おうとする…ハイリターンを求めて無謀な賭けに出て、結果ハイリスクだけを被る。
その2
- そのくせ(それだからこそ)、研究熱心さはなく、勉強不足…「なぜリターンが上がりそうか」「どうすればリターンが上がるか」を探求するのではなく、安易に「誰々が言っていたから、儲かりそう」という態度で投資する。
その3
- そのうえ自分の余力を省みず、借金してまで投資する…株式投資でいうと「信用取引」。「信用取引」そのものが悪いのではなく、レバレッジが高くなる分、損をした時に現物取引では単なる資産の目減りに留まるのに対し、信用取引では資産がゼロになるばかりか負債を背負うことになります。「投資に向かない」の「その1」「その2」に当てはまるような人が手を出してはいけない取引だと思います。
自分は「こんな人は投資に向かない・その3」以外、当てはまります。
自分は「一攫千金」にあこがれながらも、小心者な性格のためか、株の勉強をちゃんとするのが億劫な怠け者ゆえか、8ケタに近い7ケタ円のマイナスを被ったものの、「現物」のみの取引だったので株で負債を抱えるまでにはなりませんでした。
でも、自分の「一攫千金狙い」な性格に付け入って、ワルモノさんが甘言を弄すれば、もしかしたら大きな負債を抱えて自己破産等の憂き目に会っていた可能性もゼロではありません。
まとめに代えて
これを読んでいる皆様は、自分のような愚か者ではないと思うので、要らぬ「まとめ」となるかと思いますが・・・
自戒を込めて言うと、上記の「こんな人は投資に向かない・その1~その3」に当てはまる人は、詐欺にもあいやすいしギャンブルにもはまりやすいタイプの人ではないか?と思います。
自分のようなタイプ(研究熱心ではない、自己資金に余力がない)は、安易に「一攫千金」を狙うのは辞めておいたほうが良いと思います。
それでは失礼致します。
この記事は2018年7月18日に公開して、一旦下書きに戻した後、若干修正したモノです