先日、テレビ番組で「平成」は歴代4番目に長く続いたという情報を耳にしました。
明治以前の元号は比較的短いというイメージがあったので、31年に及ぶ「平成」が3位ではないことが意外でした。
そこで歴代1位の「昭和」、2位の「明治」に続く3番目に長い元号は何だったかを調べてみましたので、この記事でお伝えします。
歴代3番目に長かった元号は「応永」
「明治」「大正」「昭和」は、天皇の在位中には元号を変えないという「一世一元の制」という制度でしたが、それ以前は「元号の変更(改元)は一年の途中でも行われ、一年未満で改元された元号もある」そうで、「日本の元号で最も期間の長い元号は昭和の62年と14日。最も期間の短い元号は暦仁の2か月と14日」とのことです。
(参照:元号 - Wikipedia)
そして歴代3番目に長かった「応永」は、室町時代の南北朝統一後、1394年~1428年の35年(始まりから終わりまでの通算年日数を計算すると33年314日)。
ですが、「応永」の天皇はお一人ではなく、後小松天皇と称光天皇のお二人です。
そして「応永」への改元理由は「疫病(疱瘡)の流行」によるもので、新天皇の即位によるものではありません(応永時代にお二人の天皇が在位した時点で明らかですが)。
また南北朝統一前の北朝における元号となりますが、後小松天皇の即位中には、「応永」以前にも「永徳」「至徳」「嘉慶」「康応」「明徳」と5つの元号が使われました。
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「平成」は 歴代4番目の長さ。「令和」も末永く続きますように。
「平成」は31年で歴代4番目の長さとなりました(1989年1月8日~2019年4月30日の通算年日数は30年113日)。
様々な災害にも見舞われた激動の「平成」時代、でも戦争はありませんでした。
「令和」の時代も戦争のない、だけでなく真に平和な時代であってほしいと願っています