つい最近、長い間写真を入れていた「フォトフレーム」2点を断捨離することにしました。
どちらも結婚式の引出物で頂いた記憶がうっすらあります。「記憶がうっすら」となるほど、長い間使っていました。ですので、それなりに愛着がないわけではありません。
その「フォトフレーム」を、なぜ断捨離することにしたのか。
フォトフレームがあることで掃除がやりにくくなる
「フォトフレーム」を断捨離することにした一番の理由。
それは戸棚の掃除の時に、戸棚の一画を占領していたこの「フォトフレーム」をいちいちどけるのが煩わしく、掃除そのものが億劫になっていたことです。
👇物があふれ気味で乱雑に置かれたオープン棚。まめに掃除をしないと、すぐにホコリも溜まります。
断捨離したフォトフレームその1・・・タイシルク(ジムトンプソン)フォトフレーム
👇こちらの「ジムトンプソン」というタイシルクブランドのフォトフレーム。
良い物だと思うのですが、フレームの額が大きすぎると思いました。はっきり言うと、自分の好みにも合いません。
ですがせっかくの頂き物ですし、20年以上は使っていたと思います。もう充分使った。義理も果たした。そう思い、飾っていた写真も外して断捨離することにしました。
断捨離したフォトフレームその2・・・ラタンのフォトフレーム
👇こちらはラタンのフォトフレーム。
こちらのラタンフォトフレームも、20年位は使っていた気がします。
あまり好みを問わないデザインだとは思いますが、額のところにホコリが溜まりやすいのが気になっていました。
フォトフレームは収納家具と同じような特性があるかもしれないことに気づきました
これまで、物があふれるとそれを収める「収納家具」を買って、物が乱雑に散らばった状態を解消しようとして来ました。
しかしある時、「収納するから物が溜まる」というのだということに気づいたのです。
収納することで、その物が「本当に必要か」という根本的な問題に対処することなく、「隠してごまかす」という事をしてきたのです。
今回断捨離することにした「フォトフレーム」も、一つには家族が写った集合写真を入れていましたが、もうひとつはイラストが描かれたポストカードを入れて飾っていました。
飾った当初は、そのポストカードが気に入っていたからだと思いますが、今となってはそんな気持ちを思い出せないくらい、単に「空間を埋めるため」の物という位置づけになっていました。
「フォトフレーム」があるから、もはやあまり大切だと思わなくなったものを、いつまでもそこに置き続けて空間を埋め、結果心地よくない状態に陥っていました。
大事な写真は、自分が厳選したフォトフレームに飾ろう
大切な写真をフォトフレームに飾って、折に触れて思い出す。気に入ったイラストをフォトフレームに入れて心地よい空間を作り出す。
これはとても大事なこと、心が豊かになることだと思います。
そのためには、「この写真はフォトフレームに入れて飾りたいと思う大切なものか」「これがあると本当に心豊かになれるのか」と、物に対して常に向き合うことが大切だと思いました。
そして、その大切な写真や気に入ったイラストは、「頂き物だから」「高価なブランド物だから」という理由ではなく、自分が納得して厳選したフォトフレームを買うか作るなりして飾る。
それが「持たない暮らし」「断捨離」を進めて、心地よい空間で生活するためには必要であることに、今更ながら気づきました。